おしえ

 ある夜の畑に、豆を食べているきつねがいました。
 それを見つけた番犬は言いました。
「それは、私の飼い主が育てた豆です。すぐに立ち去らないと噛みつきますよ。」
でも、きつねは言うことを聞きません。ついに怒った番犬はきつねに跳びかかりました。
きつねはそれをさっとかわすと言いました。
「どうして君は僕を捕まえようとするのだい。」
「それはお前が豆を盗むからだよ。」
「でも、、、。」
番犬が言うのをきつねはさえぎるように言いました。
「全てのものは幻だ。君も僕も豆もね。だから何をしたってかまうものか。」
「なら、なぜ豆を食う。」
「お腹がすいたからだよ。君も食べてごらんよ。」
番犬は言われるままに豆を食べました。

その時です。後ろで飼い主の近づく音が聞こえました。
きつねはさっさと逃げましたが、番犬は逃げませんでした。
「どうして、お前はきつねを追いはらわないどころか、豆まで食べたんだ。」
人間が言うと、番犬は言い返しました。
「全てのものは幻だ。君も僕も豆もね。だから何をしたってかまうものか。」
「ああ、そうか、、、。」
すぐに番犬はくわで頭をたたかれると、土に埋められてしまいました。
月の赤々とが照る中、きつねが鳴きました。
その夜の空はとても澄んでいたので、鳴き声はどこまでもひびきわたりました。









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